生活

マイホームを持つなら借地って選択肢もある

叔母からこんな話を聞きました。

大阪市に住む叔母がいます。

先日数十年借りている土地を買取してくれないかと地主さんに相談され言われたそうなんですね。

借地賃貸料が坪当たり1,000円で敷地は70坪の自宅なので地代はわずか7万円。
一方購入するとなると周辺の坪単価は60万円くらいなので相当な開きがありますよね。

叔母はすごく立地のいい場所に格安で住んでいたんです。

結局、叔母は借りていたほうが得だと判断して断ったそうですが、こうした話自体はそうないことだと思い、借りたほうが得なこともあるのかと思いました。

近い将来マイホームを持つかもしれないし、今後の参考にも借地権について調べてみることにしました。

借地権って何だろう

叔母の話を聞いて借地権について興味が出てきました。

住宅情報サイトで「借地権」で検索すると一戸建てだけではなく、マンションも出てきます。
価格も相場より安いようです。
中には破格の価格で売りに出されている物件もありました。

借地権とは土地を借りて建物を所有する権利のことを言うそうです。
毎月、地代を支払って土地を借りということです。

借地権にもいくつか種類があり、旧借地権と普通借地権、一般定期借地権などがあり、叔母の家は旧借地権のようです。

旧借地権

旧借地権は建物によって契約期間が決まっていますが、地主さんの正当事由がない限り、半永久的に借りることが可能です。

普通借地権

普通借地権は旧借地権に近い借地権で、一律契約期間が決まっており、更新ごとに契約期間が短くなってきます。

一般定期借地権

旧借地権だと借りている側が強いため、地主さんは土地を返してほしくても、なかなか返してもらえません。
そこで、できたのが一般定期借地権です。
借地契約期間が50年以上と長期間ですが、更新せず更地にして返してもらえる契約です。
そのため、定期借地権付マンションとして販売されています。
この定期借地権付きマンションは住める期間が決まっていますが、土地代がかからないため、割安で購入できるそうです。

参考:借地権について| 借地権相談所

借地権付きの住宅を検討してもいいかも

結婚をするはっきりとした予定はないですが、マイホームを持つときが来たら借地権付きも選択肢に入れてもいいかなと思いました。(関連記事:「いつの日か海外挙式をするときのために」)

借地権付き住宅は転勤の多い人や住める期間が決まっている人に向いているそうです。
また、借地権付きマンションだと好立地な場所に建てられることが多いので、土地の価格が高く住むのが難しい場所にも割安で購入できるメリットもあります。

しかし、住める期間が決まっているのと何をやるにも地主さんの承諾が必要になるのはデメリットですよね。

メリット、デメリットから十分に検討する必要があるでしょうからいつの日か、私もよく考えたいと思います。

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