大阪のお好みってどうしてこんなにおいしいの?
どこがお好み焼きの発祥なのかということで、言い争いになることも多いといわれていますが、間違いなく大阪のお好み焼きはおいしい、これは確固たる事実です。
大阪でお好み焼きをいただくと、そのふんわりした中身といい、カリっとした外側といい、どうしてこんなにも違うのか?と思うくらいのおいしさがあります。
粉もの文化を発展させてきた大阪でいただくお好みも、お店によってその味が全く違います。
一つ言えることは、どのお店もそれぞれがおいしく、また安いということになります。
なんば日本橋、福太郎のふわふわカリっとたまらないお好み焼き
本店は広いカウンターがあり、隣にある別館はお座敷ありと、ご家族でも単身でも楽しめるお店です。
昔から変わることのない大阪のお好み焼きを食べさせてくれるお店といわれています。
このお店の代表メニューはネギ焼き、ミナミでネギ焼きといえば福太郎といわれるほど親しまれているお店です。
表はカリカリと香ばしく、中はふんわりとろり、青ネギがこれでもかと歯ざわりよく、香りがとてもいいのが特徴になります。
具材が詰まっているので食べ応えも満点です。
創業65年、古くからの常連さんも多い味乃家
このお店は創業65年と古く、常連さんも多いですし多くの芸能人からも愛されているお店として大阪の有名店といわれています。
豪快に混ぜて空気を含ませるという独特なお好み焼きで、その仕上がりはふわふわ、パンケーキのようにふんわりしているのです。
人気NO1となっているのは味乃家ミックス、ゴロゴロの具材とふんわりした生地がたまらないおいしさとなっています。
ミックス焼きそばもぜひいただいてほしい名品です。
半熟卵がのっている熱々のうちに卵をトロかしつついただくとソースの味が優しくなり最初とは違う味変を楽しむことができます。
美津の(みづの)は行列ができるお好み焼き店
いつも行列が絶えない「美津の」は、昭和20年創業、お好み焼きの老舗です。
開店してから閉店までの間、行列が途切れることがないといわれている名店で、特に山芋焼きは食べるべしとグルメの方々をうならせる逸品とされています。
ふんわりした食感で口に入れるとトロっととけるような口当たりです。
トロっとしたイメージで味が濃い?と思いますが、実にあっさりしていて、最後までおいしく飽きずにいただけるのもお好み焼きの特徴といわれています。
特に美津の焼きは、いか、豚、ミンチ、貝柱にたこ、エビとたっぷりの具材が入り、キャベツがシャキシャキして最高のおいしさです。